韓国国土交通省は21日、３月30日に開通する首都圏広域急行鉄道（ＧＴＸ）Ａ路線の水西（ソウル市江南区）—東灘（京畿道華城市）区間（34.9キロメートル）の運賃を4,450ウォン（約504円）に確定したと発表した。
水西—東灘区間は水西駅発の高速鉄道「ＳＲＴ」の軌道を利用した路線。首都圏のバスや地下鉄と乗り継ぐ際は割引料金が適用される。同区間のＳＲＴは運賃が7,400ウォンで乗り継ぎ割引も適用されないため、ＧＴＸの方が割安となる。
同区間は水西・城南・駒城・東灘の４駅で、このうちＧＴＸ駒城駅は今年６月に開業する。水西—東灘の所要時間は約20分で、運行回数は１日60往復。通勤ラッシュの時間帯は東灘発の列車を平均17分間隔で運行するという。
Ａ路線は今年下半期にソウル—雲井（京畿道坡州市）間が開通する予定。ソウル—水西の区間は28年中の開通を目指す。
