【ミャンマー】自動車販売、「5月に活発化」=業界団体[車両]

ミャンマー自動車製造・販売業者協会(MAMDA)のチョースワトゥンミン事務局長は、電気自動車(EV)を含む自動車の販売が雨期入り前の5月には活発になるとの見通しを示した。国営紙グローバル・ニュー・ライト・オブ・ミャンマーが22日伝えた。

チョースワトゥンミン氏によると、現在、商用車は5,000万チャット(約360万円)前後、自家用車は5,000万~2億チャットの価格帯の車が定期的に売れているという。

ミャンマーではこのところ、自動車市場が低迷しているが、チョースワトゥンミン氏は販売が止まったわけではないと指摘。ティンジャン(ミャンマー正月)が明けた5月に例年、自動車市場が活気づくとし、「今年も6~7割の確率で活況になる可能性がある」との見方を示した。

同氏は、ミャンマーでは高級車を求める層や、車を転売して利益を得たい層がいるため、自動車は不動産や金などと同様に投資の対象とされていると説明した。

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