【台湾】2月失業率3.39%、7カ月ぶり上昇[経済]

台湾の行政院主計総処(統計局)が22日発表した2024年2月の失業率は、前月比0.08ポイント上昇の3.39%だった。上昇は7カ月ぶり。失業者数は40万6,000人で、前月から9,000人(2.28%)増えた。前年同月からは1万4,000人(3.43%)減少した。

失業率が3%台となるのは30カ月連続。前年同月からは0.14ポイント低下した。季節調整後の失業率は3.40%で、前月から0.01ポイント上がった。

年齢別で見た2月の失業率は、20~24歳が11.55%で最高だった。15~19歳は8.43%、25~29歳は5.80%、30~34歳は3.33%だった。学歴別では大卒が4.53%で最も高く、高校・高職(専門高校に相当)卒が3.21%、専科(高等専門学校に相当)卒が2.72%、大学院卒が2.60%だった。

労働人口は1,197万8,000人で、前月比6,000人(0.05%)減った。前年同月からは7万2,000人(0.61%)増加した。このうち就業者数は1,157万2,000人となり、前月比1万5,000人(0.13%)減。前年同月比では8万7,000人(0.75%)増えた。

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