犬猫1カ月の飼育費用についてもご紹介
席を外した隙に、嬉しそうに「イスを占領」してしまうかわいい猫ちゃんがX(旧Twitter)で注目を集めています。
投稿したのは、Xユーザーの「@kagisuzu0531」さん。
当ポストには2024年3月15日時点で1万9000件を超えるいいねが寄せられるなど話題となっています。
また記事の中盤では、犬猫1カ月の飼育費用についてもご紹介します。
※ポストの画像は【写真】をご参照ください。
※今回ご紹介するポストは、投稿者様の掲載許可を頂いております。
※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
少し離席しただけなのに……猫ちゃんの仕業が話題
「ちょっと席を外しただけでこれですよ」というコメントとともに投稿されたのは1枚の写真でした。
そこに写っているのは猫の「すず」くんです。少しの間、イスのそばを離れていたという飼い主さん。戻ると待っていたのは「にっこり顔」でイスを占領するすずくんでした。
すずくんはイスの上できもちよさそうに寛いでいます。「僕の場所だよ~」とでもいいたげな面持ちにホッコリしますね。
普段から豊かな表情で、多くのXユーザーを癒しているすずくん。イカ耳で踏ん張る「怒ったようなお顔」にも、心をくすぐる愛らしさがありますね……!
犬猫に関する1カ月間の支出の総額ってどれぐらい?
ここから少し、ペットに関する数字をご紹介していきます(投稿された内容については、この次のページにも続きますよ)。
さて、ペットを飼うには、医療費、ペットフード費などが必要になります。犬や猫を飼育するため、1カ月でどのくらいの費用がかかっているのでしょうか。
一般社団法人ペットフード協会はペット関連企業のマーケティング施策や商品開発を後押ししたり、ペットの飼育率向上を図るため、全国犬猫飼育実態調査を行いました。
「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」の結果から、犬および猫に関する1カ月の支出総額と、フード支出総額をご紹介します。
集計ベース:
【猫】猫飼育者で、ペットフード使用者。うち、猫飼育者は銘柄選定購入関与者。購入金額0円を除く。2023年調査より外猫(野良猫・地域猫給餌あり)除く。
【犬】ペットフード使用かつ銘柄選定購入関与者。購入金額0円を除く
猫に関する1カ月間の支出総額
猫に関する支出総額 ※医療費含む
- 平均支出金額:1万171円
- 中央値:7000円
猫に関する支出総額「猫1頭飼育者の場合」
- 平均支出金額:8005円
- 中央値:5800円
猫に関する支出総額「猫複数頭飼育者の場合」
- 平均支出金額:1万3636円
- 中央値:1万円
犬に関する1カ月間の支出総額
犬に関する支出総額 ※医療費含む
- 平均支出金額:1万6156円
- 中央値:1万1000円
犬に関する支出総額「犬1頭飼育者の場合」
- 平均支出金額:1万4240円
- 中央値:1万円
犬に関する支出総額「犬複数頭飼育者の場合」
- 平均支出金額:2万6785円
- 中央値:2万円
犬と猫を比較すると、犬に関する支出のほうが、かなり高いことがわかります。
続いて、フードについての1カ月の支出も見ていきましょう。
犬猫に関するフードの1カ月間支出総額ってどれぐらい?
主食となる「フード」に関する支出です。
大切なペットの「ごはん」の費用、いったいいくらぐらいかけているのか、気になりますね。
猫、犬の順番でご紹介します。
市販の猫主食用キャットフード1カ月間の支出総額
市販の猫主食用キャットフード支出総額
- 平均支出金額:3748円
- 中央値:3000円
市販の猫主食用キャットフード支出総額「猫1頭飼育者の場合」
- 平均支出金額:2988円
- 中央値:2000円
市販の猫主食用キャットフード支出総額「猫複数頭飼育者の場合」
- 平均支出金額:4955円
- 中央値:4000円
市販の犬主食用ドッグフード1カ月間の支出総額
市販の犬主食用ドッグフード支出総額
- 平均支出金額:3964円
- 中央値:3000円
市販の犬主食用ドッグフード支出総額「犬1頭飼育者の場合」
- 平均支出金額:3618円
- 中央値:3000円
市販の犬主食用ドッグフード支出総額「犬複数頭飼育者の場合」
- 平均支出金額:5863円
- 中央値:5000円
犬と猫を比較すると、犬飼育者の支出が上回っていますが、1000円以上の差がある項目はないことがわかります。
1カ月の平均支出総額は犬のほうが高め
いかがでしょうか。
犬と猫の個体差のためか、総じて1カ月の支出総額は犬が高い傾向にありました。
犬種、猫種によっても違いが出てきそうですね。
「わかる」共感の声も寄せられました
イスを占領するすずくんの姿が投稿されると、ポストには瞬く間に1万9000件を超えるいいねが寄せられました。
「仕事できないけど、嬉しそうな顔……どかせない!」「絶対座らせてやるもんかという覚悟がうかがえる」「わかる、うちもです」
こうした感想が多く寄せられ、ポストは賑わっています。
ちょっと席を外しただけでこれですよ pic.twitter.com/NdiXEGMece
— すずつむふう (@kagisuzu0531) March 14, 2024
普段はマイペースで「おっとりした性格」だという
投稿者さんに詳しいお話をうかがいました。
――出会いのエピソードを教えてください。
すずくんは、妻の知り合いの家の庭で生まれた子猫です。子猫を探していたときに連絡をいただいて見に行ったところ、元気いっぱいはしゃぐすずくんに一目惚れして、家族になりました。
ちなみにメスだと思って連れてきたところ、後々調べたらオスだったので驚きました。
――普段はどのような子ですか?
すずくんはおっとりとマイペースな感じですが、かなり臆病な性格でもあります。人が多いと、ひとりで隅っこや2階に行って寝ています。
しかし、人がいない深夜になると甘えん坊になってしまいます。なでなでを要求してきたり、膝の上にのってきたりします。
大きいのでよく「運動嫌い」といわれますが、そんなこともなくて、おもちゃやぬいぐるみを追いかけまわしてよく遊ぶ、動けるタイプです。
――おもしろい、または珍しいクセなどはありますか?
これと言って特異なことができるわけではないので、珍しい癖はとくにないですね。逆に言えば、理想の「猫像」を体現しているような存在だと思っています。
――自慢のポイントは何ですか?
大きなボディとかぎしっぽも魅力的ですが、私個人的には、まん丸としたお目目と表情の豊かさがポイントだと思います。
@kagisuzuさんは、今回ご紹介した写真のほかにも、YouTubeやInstagram、TikTokで愛猫の写真を紹介していらっしゃいます。気になる方はご覧になってはいかがでしょうか。
参考資料
- @kagisuzu0531
- 一般社団法人ペットフード協会「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」