中国の美団、10─12月期は売上高予想上回る

Casey Hall

[22日 ロイター] - 中国の料理宅配アプリ大手、美団が22日発表した2023年10─12月期の決算は、売上高が前年比22.6%増の737億元(102億ドル)となり、LSEGがまとめたアナリスト予想の724億6000万元を上回った。

純損益は前年の10億8000万元の赤字から22億元の黒字に転換した。

中核となるローカル事業の売上高は、前年比26.8%増の551億元だった。

新規事業の売上高は前年比11.5%増の186億元だった。

調査会社チャイナIRNよると、同社は依然として中国最大の宅配プラットフォームであり、1兆元規模の市場で69%のシェアを確保している。

同社は昨年5月、新たな料理宅配サービスで香港に参入した。中国本土以外への初の進出で、今後の海外事業展開への足がかりとなることが期待されている。

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