B1長崎ヴェルカ 連勝ならず 横浜BCに69―102

【横浜BC―長崎ヴェルカ】第2クオーター10分、ヴェルカの馬場がシュートを決めて35点目=横浜国際プール((c)B.LEAGUE)

 バスケットボール男子のBリーグ1部(B1)第27節最終日は24日、横浜市の横浜国際プールなどで12試合が行われ、長崎ヴェルカは中地区の横浜BCに69-102で敗れた。通算は18勝27敗で西地区6位。
 ヴェルカは第1クオーター、3点シュートの成功率が10%と苦しんだ。逆に横浜BCは速攻を軸に内外角からテンポ良く加点。ヴェルカは14-30といきなり大量リードを許した。第2クオーターも横浜BCのインサイドの堅守に決め手を欠く時間が続いたが、終盤に松本らのドライブ、馬場のダンクシュートなどで粘り、37-48と点差を詰めて折り返した。
 第3クオーターの序盤はヴェルカペース。開始直後のボンズのバスケットカウントを皮切りに、馬場のドライブ、エヴァンスのミドルシュートなどで加点して、3分に45-50と5点差まで迫ったが、その後は横浜BCが反撃。ヴェルカは日本代表ガード河村のドライブを起点にした攻撃を止められず、62-80とリードを広げられた。第4クオーターはこの日最少となる7得点に抑えられた。ボンズが両チーム最多の26得点と気を吐いたが、終始チームの得点力で上回られた。

【横浜BC―長崎ヴェルカ】第2クオーター6分、ヴェルカのボンズがシュートを決めて28点目=横浜国際プール((c)B.LEAGUE)

 第28節は27日、各地で12試合を実施。ヴェルカは長崎市の県立総合体育館で西地区首位の琉球と対戦する。

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