「友達以上の存在。毎日助けてくれる」マンUで苦しむアントニー、心の支えは親友「彼のメンタリティは普通じゃない」

アントニーが、重要なサポートをしてくれる親友の存在を明かした。

24歳のブラジル代表FWは、一昨夏にアヤックスから総額1億ユーロ(約140億円)とされる移籍金でマンチェスター・ユナイテッドへ。新エース候補として、鳴り物入りで加入した。

しかし、1年目の昨季はプレミアリーグ25試合・4ゴールとパッとせず。今季にいたってはいまだリーグ戦でノーゴールなうえ、元恋人への暴力疑惑も浮上し、ピッチ内外で苦しい時を過ごしている。

それでも直近のFAカップ準々決勝、リバプール戦(4-3)で終了間際に値千金の同点弾をゲット。ユルゲン・クロップ監督最終年で、4冠を目ざしていた難敵撃破に大きく貢献した。

これを弾みに、シーズン終盤でさらなる活躍が期待されるなか、アントニーはクラブ公式のインタビューに応じ、「神と、よく話す友人にとても感謝している」と伝えた。

【PHOTO】まさにスタジアムの華! 現地観戦する選手たちの妻、恋人、パートナーら“WAGs”を一挙紹介!
「ディオゴ・ダロは僕にとって友達以上の存在で、クラブで毎日僕を助けてくれる。僕たちにはいつも言い合う言葉がある。『我慢強い奴は無敵』だ。いつもその話をしているんだ。だから、彼のアドバイスや、一緒に話した時間にとても感謝している。僕をたくさん助けてくれた」

リバプール戦の前には、1歳年上のポルトガル代表DFと、良い予感を共有したという。

「試合前、ディオゴに『何かが違う』と言ったんだ。何か良いものを感じて、今日は得点できそうな気がしたんだ。だから、とても嬉しいよ。ダロに関しては、さっきも言ったように、このクラブで僕の親友なんだ。僕らはいつも話していて、アドバイスをしてくれる。彼のメンタリティは普通じゃないよ」

母国語で会話も可能な同世代の相棒は、アントニーにとって不可欠だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

© 日本スポーツ企画出版社