ドイツ代表に電撃復帰したトニ・クロースへの賛辞が止まない。
ドイツは現地時間3月23日、国際親善試合でフランス代表と対戦。2-0で勝利を飾った。
この一戦で、2021年の欧州選手権を最後に、ドイツ代表引退を表明していたクロースが約3年ぶりに復帰。4-2-3-1のボランチで先発すると、フロリアン・ヴィルツの“開始8秒弾”をアシストするなど、試合終盤に途中交代するまで攻守においてハイパフォーマンスを披露。久しぶりの代表戦で圧巻の存在感を発揮した。
【動画】クロースがお膳立てしたヴィルツの開始8秒弾!
そんなクロースを、ドイツ衛星放送『Sky Sports』は「チームに新たな輝きを与え、全体を向上させた。なんというカムバックだ」と称えた。さらに採点記事では、チーム最高タイとなる「1点」(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)を与えて、こう称賛している。
「キックオフ直後に先制点をお膳立て。ゲームを支配して、パサーとしてボールを前線に運んだだけでなく、守備ではデュエルでも輝きを放った」
また、ユリアン・ナーゲルスマン監督は「正直に言って、信じられないほどだ。彼がボールを持って何ができるかは誰もが知っている」と34歳のプレーに賛辞を贈った。
なお、クロース本人も自身のパフォーマンスについて「もちろん、とても満足している。重要な一歩を踏み出せたと思う」と手応え口にした。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部