地元・北九州で共演なるか! 小学生時代のチームメイト植中朝日&大畑歩夢がウクライナ戦へ「彼のアシストから僕がゴールを」【U-23代表】

地元での共演なるか。

U-23日本代表は3月25日、国際親善試合でU-23ウクライナ代表と対戦する。

北九州スタジアム(福岡)で行なわれるこの一戦で注目は、同じ福岡県北九州市出身の植中朝日と大畑歩夢だ。

2人は小学生時代、少年サッカークラブ・小倉南FCでチームメイトだった。植中は小学校卒業後にJFAアカデミー福島U-15へ。一方で大畑は中学でも小倉南FCでプレーし、違う道を進んだが、お互いに高校卒業後にプロとなり、パリ五輪を目ざすU-23日本代表に揃って選出された。

植中と大畑の小学生時代は、北九州スタジアムは存在しておらず、プロ入りしてからもプレーする機会はなかったため、今回、このスタジアムのピッチに初めて立つ。

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植中は代表での大畑との再会について、こう語った。

「なんか変な感じもしますけど、一回チームを離れて、もう一回ここで再会しているので、僕はずっとここを目標にやっていましたし、先に彼がずっと代表に入っていたので、自分は一緒にいつか、と思っていた。こういうふうに再会できたことは本当に嬉しいことなので、プラスで彼のアシストから僕がゴールを決められれば、本当にいいかなと思います」

また大畑も「一緒の地元で、小学校のチームメイトでもあって、中学生の時もオフは一緒にサッカーをしていた。それが代表でこうやって一緒にプレーできるというのは、すごく嬉しい」と喜ぶ。

お互いに多く訪れる家族や友人の前で、日の丸を背負う2人の共演は見られるか。ウクライナ戦は19時15分キックオフ予定だ。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

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