金沢市保健所の「行楽地一斉監視」は25日、兼六園周辺の飲食店を皮切りに始まり、利用者が増える花見シーズンから大型連休にかけての期間の食中毒発生を防ぐため、食品衛生監視員が調理施設や調理担当者の衛生管理状況を検査した。
兼六町の「寄観亭」では、監視員が厨房(ちゅうぼう)設備を拭き取って汚れ具合を調べ、異常がないことを確認した。食品保管温度やHACCP(ハサップ)に沿った衛生管理記録も調べ、担当者にノロウイルスなどによる食中毒を防ぐための注意点を説明した。
4月30日までに、約400の飲食店や宿泊施設に立ち入り調査する。