邦楽舞踊堂々と 市文化協会で舞台発表会 群馬・伊勢崎市

 群馬県の伊勢崎市文化協会(新井哲郎会長)邦楽舞踊部門の舞台発表が24日、同市のメガネのイタガキ文化ホール伊勢崎(市文化会館)で開かれた。同協会の日本舞踊教室に参加した子どもたちが初めて特別出演し、大きな拍手を浴びた。

 伝統芸能の継承を目的に、協会が昨年10月「こども日本舞踊教室」を企画。市内の小中学生男女8人が参加し、計10回の教室で学んできた。舞台に立った8人は「さくらさくら」を堂々と舞い、半年間の稽古の成果を披露した=写真

 特別出演後、伊勢崎茂呂小5年の深町咲帆さんは「緊張したけど練習通りに踊ることができた。これからも日本舞踊を続けていきたい」と達成感に満ちた表情で話した。

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