25日の福島県内は、日中、高気圧に覆われて、晴れや曇りのところが多く、気温が上がりました。各地の最高気温は福島で19.5℃、会津若松で15.6℃など、4月上旬から下旬並みの気温になりました。
こうした中、会津若松市の鶴ヶ城公園では、春の訪れを告げる「雪吊り」を取り外す作業が始まりました。鶴ヶ城公園では、アカマツやクロマツ63本に、冬の間、雪の重さで枝が折れるのを防ぐために雪吊りが行われ、職人たちは、朝から縄を一本一本取り外していました。今シーズンは暖冬だったこともあって、枝が折れる被害はなかったということです。
会津若松観光ビューロー・鈴木俊一さん「無事冬が終わり、雪囲いも取れてようやくサクラの季節を迎えられると思います」
雪吊りの撤去作業は、27日まで行われ、鶴ヶ城公園では、花見客を迎える準備に入ります。
