BMW CE 04、都会的なライフスタイルに最適な電動スクーター

BMWは、10年以上に渡ってアーバン・エレクトロ・モビリティのためのコンセプトとソリューションを開発してきた。ナビゲーションシステムからライディング・ウエアにまでおよぶコネクティビティソリューションを通じて、日々の生活へシームレスに溶け込む新時代のデザインへと歩みを進め、BMW CE 04が完成した。

航続距離と充電

BMW CE 04の電力はEV充電ケーブル用コンセントや自宅の充電ステーションWallboxをはじめ、行き先々にある公共の充電スポットから供給できる。航続距離130kmを誇る高電圧のバッテリーを搭載。EV充電ケーブル用コンセントからBMW Wallbox、そして公共充電スポットまで。BMW CE 04に必要な充電はこの3つの方法から選ぶことができる。

構成部品から高電圧テクノロジー、ケーブルやコネクターの遮断装置などの安全装置に至るまで、乗用車に用いられる充電規格は独自の方法でBMW CE 04にも適合されている。

自宅での充電

自宅での充電には「単相200V/16A以下」の契約が必要。標準装備の「Mode 2 充電ケーブル」を使用すれば、BMW CE 04を簡単に充電できる。BMW CE 04を普通充電行う際は、バッテリー0%の状態から80%の状態まで約3時間で充電可能。標準装備する防塵防水(IP67)の充電器ケーブル長は5m。

※日本仕様のCE 04には、ハイスピード充電装置が搭載されているが、使用するためには、Mode 3による充電設備が必要

BMW Wallbox/設置型のEV 200V

BMW Wallboxまたは一般的に市販されている設置型のEV 200V 普通充電器(Mode 3)を使って、充電することも可能。充電状況については、ステータス画面でいつでも確認できる。普通充電で、フル充電にかかる時間は約4時間。なお、最大充電電流は32Aまで対応可能で、同じ充電プロセスでも約1時間20分。

日本仕様のCE 04には、ハイスピード充電装置が搭載されているが、使用するためには、Mode 3による充電設備が必要。CE 04に搭載されるハイスピード装置はCHAdeMO(DC)による急速充電ではない。CE 04は短距離移動を目的とし、家庭で充電することを目的としており、直流電流を使用した充電装置は車両には装備していない。

新しい時代のためのデザイン

カラーコンセプトは、インペリアル・ブルー・メタリックとライト・ホワイトの2パターン。BMW CE 04のデザインは、床下に配置したスリムなバッテリーユニットとコンパクトなドライブトレインを主体としている。例えば、サイドへ折り畳むことができる充電コンパートメントやフローティング・シートなど、デザインの自由度とソリューションは新しい美意識を提供する。

また、低重心を実現したことで、軽快なハンドリングをはじめ、驚くべき運動性能や時代を超越したライディングプレジャーなど、さらなるメリットをもたらすとしている。

大きく、そして落ち着きとミニマリズムを兼ね備えたボディ表面は、車体全体のデザインを統制している。そうしたデザイン文脈によって、フロントエンドでは刺激的なパネル構成としながらも、リアエンドでは実にモーターサイクルらしいメカニズムを特長としている。

特長

  • デコレーション・デカールセット:ボディパネルとディスク・ホイール用のオプション・デカールセット
  • 大型TFT液晶カラーディスプレイ:標準装備の10.25インチTFT液晶カラーディスプレイは、フルHDの解像度で各種車体情報に加えてオンボードコンピューターの作動状況を表示するなど、複数の項目を同時に表示できる
  • 電動ドライブトレイン:メンテナンスフリーのベルトドライブを採用した100%電動式の効率的なドライブトレイン
  • 実用的なラゲッジスペース:横方向からアクセスする実用的なサイド・ローディング式のラゲッジスペースには照明を内蔵して、ヘルメットや充電ソケットなどを素早く安全に収納可能
  • ライト・デザイン:BMW Motorradではすでに実績のあるテクノロジーであるLEDヘッドライトリングと、アダプティブヘッドライトを装備したオプションのヘッドライトProは、より高い利便性と安全性を備える
  • ディスク・ホイール:その一貫したデザイン性によって、ディスク・ホイールはBMW CE 04のミニマルな車体デザインに溶け込む
  • ボディデザインに馴染むサイドスタンド:サイドスタンドはボディデザインと調和
  • 快適なProシート:日本仕様には標準装備されているシートヒーター内蔵のコンフォートシート

モバイル端末と完全にリンク

画面分割オプションを備えた10.25インチのTFT液晶ディスプレイは、デジタルとアナログをつなぐインターフェース。スマートフォンは防水性と通気性を兼ね備えたグローブボックスに収納し、USB C接続による充電も可能。

革命と進化の融合

BMW CE 04の快適性と利便性、安全性は、熟成を続けてきたBMW Motorradのテクノロジーがにより実現する。ABSやASC(オート・スタビリティ・コントロール)、DTC(ダイナミック・トラクション・コントロール)やABS Proを標準装備している。

さらにバックレストやシートヒーターを備えたシートや電子式リバースシステムも用意しており、大都市での利便性と快適性を保証する。また、キーレスライドを使用することで、ポケットにキーを入れたまま走り出すことができる。

スペック

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