【能登半島地震】総社市と登山家・野口健さんらが「テント村プロジェクト」ボランティアの宿泊拠点が完成

能登半島地震の被災地石川県七尾市で、総社市などが整備を進めていたボランティアの宿泊拠点となるテント村が完成しました。けさ(25日)、ボランティアがテント村から能登の各地へ向けて出発しました。

石川県七尾市内の野球場に完成したのは、3月21日から整備が進められていた、ボランティアのテント村です。

総社市や登山家の野口健さんが代表を務めるNPO法人など7つの自治体が連携して設置したもので、テント100張り・最大200人が宿泊することができます。

昨夜は34人が利用。ボランティアは最長2週間滞在し、災害廃棄物の片付けなどを行うということです。

(ボランティアに参加した人)
「二重のテントになっていて風も遮るような形で過ごしやすかった」

(NPO法人ピーク・エイド野口健理事長)
「七尾市よりも珠洲市や輪島市はもっと大変ですから、ここをベースに七尾市以外の被災地にもボランティアが行ってくれるといい」

七尾市のテント村は総社市のホームページにあるボランティア募集のフォームから申し込めるということです。

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