「5年ぶりにこんぴら歌舞伎へ」香川県琴平町の金丸座で「顔見世提灯」設置 着々と準備が進む【香川】

5年ぶりにこんぴら歌舞伎が帰ってきます。香川県琴平町の金丸座では「顔見世提灯」が設置されるなど、着々と準備が進んでいます。

舞台そばの天井に吊り下げられた、顔見世提灯です。

5年ぶりの「四国こんぴら歌舞伎大芝居」にむけて、準備は大詰めです。

顔見世提灯は高さが約150センチあり、役者の家紋が施されています。

きょう(25日)は琴平町の職員が、24個の提灯を手作業で吊り下げていきました。

金丸座周辺にはのぼり旗も掲げられ、復活へのムードが高まっています。

(琴平町観光商工課 三谷孟史さん)
「コロナの影響もありまして、今まで開催できてなかったこの5年間を取り戻すような人で、にぎわっていけたらなと思います」

地元の期待とともに、桜のつぼみもいっぱいにふくらんでいます。こんぴらさんの春を華やかに彩る四国こんぴら歌舞伎大芝居は4月5日、5年ぶりに開幕します。

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