信州のご当地パン「牛乳パン」です。週末、発祥の地とされる駒ヶ根市の中学生が地元パン店と協力して作った新商品4種類を販売。およそ50分ほどで完売する人気でした。
23日、駒ヶ根市の赤穂中学校にできた長い列。
生徒:
「お越しいただきありがとうございます。順番に誘導するので指示に従って販売してください」
お目当ては、牛乳パンです。
購入した人:
「楽しみに食べてみます」
「駒ヶ根で育って牛乳パンいっぱい食べてきたし、友達が頑張って作ったものなので(買った)」
並んだのは駒ヶ根と友好都市の静岡・磐田市特産の抹茶味、(抹茶牛乳パン350円)同じく友好都市の石川・かほく市特産のサツマイモ味、(かほっくり牛乳パン250円)地元で人気の飲むヨーグルト味、(飲むヨーグルト牛乳パン350円)地元産の黒ゴマ味の(ごま牛乳パン200円)4種類です。
考案したのは赤穂中学校1年6組の生徒たち。
駒ヶ根が発祥とも言われる牛乳パン。生徒たちは総合的な学習の時間を使い地元のパン店と協力してオリジナル商品の開発に挑戦しました。
そして、今回4種類を商品化。パンは店で焼き上げましたが、クリームは生徒たちが塗って仕上げました。
飲むヨーグルト牛乳パンを担当した生徒:
「駒ヶ根産のものを使いたくて『飲むヨーグルト』にしたので、駒ヶ根らしさが出せるよう頑張った」
購入した飲むヨーグルト牛乳パンをその場で食べる生徒も!
ヨーグルト牛乳パンを食べた生徒:
「ヨーグルト独特の酸味と甘みがあっておいしい」
生徒:
「こちらは抹茶でサツマイモ、ヨーグルトがあります」
一番人気だったのが抹茶味。用意した100個は30分ほどで完売しました。
そのほかの3種類も次々と売れていき…
生徒:
「完売です!!」
開始50分で完売!
生徒:
「1時間もかからず、全種類のパンが売り切れるとは考えてもなかったので、本当にうれしかったです。大成功でした」
売り上げは能登半島地震の被災地へ寄付するということです。
また、抹茶味と黒ゴマ味は今後、市内のパン店で期間限定で販売する予定です。