【大森海岸】しながわ水族館の春の特別展「カイつまんで、ヒモときます。~しな水の貝展~」

しながわ水族館では、春の特別展として、貝にスポットライトを当てた「カイつまんで、ヒモときます。~しな水の貝展~」を3月20日(水・祝)~5月6日(月・振)まで開催中です。

出典:リビング東京Web

普段はなかなかスポットライトが当たらない「貝」ですが、地味に見えて実はすごい!

その新たな魅力を発見できる展示がたくさんありました。

約18種類80点もの貝を生体展示しているので、今まで知らなかった貝にも出会えるかも。

入口を入ってすぐの場所に飾られている貝アートは、天然の色合いがとってもキレイで、思わず見とれてしまいました。フォトスポットにもなっているので、ぜひアートの前で映え写真を撮ってみてはいかがでしょう。

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お隣にはしながわ水族館のキャラクター「しなフィン」のアートも見ることができます。

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普段食べている貝はどんな形?

私が一番興味深かったのは、普段食べている比較的親しみのある貝たちが、回転寿司のようにレーンの上で回っている展示コーナー、その名も「貝(回)転寿司コーナー」です。

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すぐ上の壁面には、その貝がどんな姿をしているかが並んでいたり、Q&A形式で解説が書かれているので、その生態を知ることもできますよ。

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回っているのは、食品サンプルなので、残念ながら食べられないのですが、今度お寿司屋さんに行ったときは、ぜひ本物をオーダーして、貝殻を思い出しながら食べたいと思います!

手作り♪貝で遊ぼうコーナー

平安時代に貴族の間で広まった遊びでもある貝合わせや、貝殻を利用した製品が展示されています。

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特に貝合わせの絵柄は、スタッフの皆さんの手書きイラストで、小さいお子さんならめくっていくだけでも楽しい!

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神経衰弱のように、実際に絵を合わせて遊ぶこともできます。

馴染みのある貝から珍しい貝まで!

生体展示は、よく知っている貝から、初めて見るものまで、約18種80点が並びます。貝の生態や、その姿を見ながらQ&A方式の解説パネルを見ていくと、地味な貝たちの魅力を改めて知ることができました。

例えば皆さんはツメタ貝という貝を知っていますか?

アサリやハマグリなどの貝を食べる貝なのですが、大きい軟体の部分で獲物を包み込み、穴を開けると、少しずつ溶かしながら食べるのだとか。

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なんだかちょっとゾッとするような食べ方ですよね。

新しい貝の珍しい生体を知って、ちょっと自身の子どもに自慢できる知識がつきました。

真珠の取り出し体験も!

有料にはなりますが、真珠の歴史や真珠ができるまでの解説を聞きながら、真珠を取り出す体験ができる「真珠貝(解)説+取り出し体験」もなかなか興味深かった!(実施日限定・1500円)

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お店で売られている真珠と違って、自然のアコヤガイから獲れる真珠には一つとして同じものはないので、その色や形など、何度やっても違うものが出てきます。

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何より身の中から、ぷりっと真珠が出てくる瞬間が快感!

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取り出した真珠はそのまま持ち帰れるほか、アクセサリーやキーホルダーに加工もしてくれますよ。(加工料金別)

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限定グルメもチェック!

レストランドルフィンでいただけるのがイベントコラボメニュー、限定の貝フードです。

旨味が凝縮されたあさりのパスタ「たっぷりあさりのボンゴレビアンコ」(ドリンクバー付・1730円)

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肉厚なホタテのフライと、ジューシーなハンバーグがセットになった「ホタテフライとハンバーグのコンビ」(ドリンクバー付・2440円)

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先ほどまで観察していた貝を食べるのは、若干不思議な気もしましたが、やっぱり食べても美味しい!

お土産には、マリンショップ シーガルで期間限定販売している貝グッズはいかが?

特におすすめは、サザエと貝パクです。(サザエ:1045円、貝パク:2750円)

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見て、知って、さらには食べて、お土産まで、と貝づくしの一日になりましたが、しながわ水族館には、イルカやペンギン、サメなど、魅力的な海の生きものが他にもたくさん展示されています。

ぜひ、春休みやG.W.のお出かけにご家族でおでかけください♪

しながわ区民公園の中にあるので、お散歩にもぴったりです。

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しながわ水族館

東京都品川区勝島3-2-1 しながわ区民公園内

電話:03-3762-3433

営業時間:10:00~17:00(最終入館は16:30)

休館日:火曜(春・夏・冬休み、GW、祝日は営業)、1月1日

入館料金:大人(高校生以上):1350円、小・中学生:600円、幼児(4歳以上):300円、シルバー(65歳以上):1200円

https://www.aquarium.gr.jp/

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