米レディットの株オプション取引開始、強気派優勢 現物に好影響

Saqib Iqbal Ahmed

[ニューヨーク 25日 ロイター] - 米オンライン掲示板レディットの株式を特定価格で買う権利(コール)や売る権利(プット)を売買するオプション取引が25日に開始。株価上昇を見込んだが取引が優勢となり、アナリストによると、現物株の押し上げにもつながった。

レディットは21日にニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場。初日の終値は新規株式公開(IPO)価格を48%上回る好発進となった。

25日は30%高の59.80ドルで終了。NYSEの値上がり率トップだった。

オプションの出来高は約9万枚に上った。

キャピタル・マーケット・ラボラトリーズのオフィール・ゴットリーブ最高経営責任者(CEO)は上場初日に株価が上昇していたため、先高観測でコール取引が活発になったと分析。

4月物オプションは権利行使価格が50─75ドルのコール、25ドルのプットで活発な取引がみられた。

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