世界最大級の木造建築「大屋根」に使用の木材…大阪・関西万博へ 浪江町から発送 福島

福島県浪江町の企業が製造した建築用の木材が、来年開かれる大阪・関西万博に向けて運び出されました。

万博の会場で使われる木材を製造したのは、浪江町の棚塩産業団地にある企業「ウッドコア」です。

大阪・関西万博のシンボル「大屋根」は、1周およそ2キロ、高さはおよそ20メートルで、世界最大級の木造建築となります。

ウッドコアでは、複数の木材を組み合わせた「集成材」を製造し、大屋根を支える柱や梁に使われるということです。

26日は、関西に向けてトラックで最後の発送が行われ、すでに運び込まれている県産のスギを使った建築材と合わせると、およそ4500立方メートルの福島発の建築材が万博の会場で使われることになります。

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