「ダウンタウン松本人志」声明に共感集まるウラで進む“オンライン署名”の経過

3月25日、週刊文春に性行為強要疑惑を報じられ、活動休止中のダウンタウン・松本人志が76日ぶりに自身の「X」を更新。文芸春秋などを訴えた民事訴訟の第1回口頭弁論が28日に控えるなか、心境を吐露した。

《人を笑わせることを志してきました。たくさんの人が自分の事で笑えなくなり、何ひとつ罪のない後輩達が巻き込まれ、自分の主張はかき消され受け入れられない不条理に、ただただ困惑し、悔しく悲しいです。世間に真実が伝わり、一日も早く、お笑いがしたいです。ダウンタウン松本人志》

松本の投稿は5000万以上のインプレッションを記録。署名が「ダウンタウン松本人志」だったことに、相方、浜田雅功への想いを読み取り、共感する声がSNSでは、多く上がっている。

《コメント最後に『ダウンタウン松本人志』 松ちゃんも浜ちゃん同様“ダウンタウン”の屋号を背負って戦っている。松ちゃんの思い、皆に伝わってるよ》

《ダウンタウン松本人志ってとこが泣けてくる 浜ちゃんには松っちゃんがいて松っちゃんには浜ちゃんがおる》

《最後に『ダウンタウン松本人志』と締めくくってる 浜ちゃんへの愛を感じます やっぱダウンタウンが好きです》

松本人志の活動休止により、ダウンタウンとして務めてきたレギュラー番組の司会を、浜田は1人で務めることとなった。

『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)では、2月8日放送回で、スタジオの観客の歓声と拍手に、浜田は「俺を泣かすなよ……」と吐露。3月7日放送回では、相席スタートの山崎ケイから「浜田さんは何を手に入れたいんですか?」と聞かれ、「今はただ待つだけです」とコメントするなど、孤軍奮闘ぶりが注目されている。

だが、1月17日、オンライン署名サイト「Change.org」で始まった「松本人志さんを守り、ダウンタウンを守りましょう!」と題する署名活動に賛同する人は、3月26日14時現在で、2482人。

2023年10月17日にNHK総合で放送された性教育番組『松本人志と世界LOVEジャーナル』の放送中止を求めた同サイトでの署名「#NHKは松本人志氏と呂布カルマ氏の性番組を放送しないでください」は、約2万5000人が賛同している。

前者は目標を2500人に据えており、“達成間近”ではあるものの、数字で見れば10分の1の規模だ。

セクシー女優の霜月るなが、自身の「X」で松本への擁護を開始して以降、SNSでは、風向きも変わってきているように見える。だが、その動きが実際に大きな力になるかはまだ見通せない。

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