息子「今日友達と遊ぶ約束した!」はずなのに【いつまでも家にいる息子】→ 母「なんで!?」その理由は?

昭和生まれのママは子どもたちの常識に戸惑ってしまうことも多いもの。筆者の知人Aさんは息子を育てる中でジェネレーションギャップを感じることが多々あるそう。特に驚いたのが友達との遊び方とのことですが、一体何があったのかAさんから話を聞きました。

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今日遊ぶ約束した! と帰ってきた息子

Aさんは小学4年生の息子・Cくんを育てる昭和生まれのママです。現代っ子を育てるママであるAさんは、Cくんの言動に戸惑うことが多く、いつも驚かされながら子育てをしています。

そんなある日、Cくんが学校から帰ってきて「今日遊ぶ約束した!」と言いました。これまで、帰ってきてもあまり遊びに出かけず、ゲームばかりしていたCくん。

AさんはCくんが遊ぶ約束をしてきたのが嬉しくて「よかったね。楽しんでおいで」と声をかけました。

あれ? いつになったら出かけるの?

しかし、マイペースなCくんは、いつも通りおやつを食べてゆっくりしています。Aさんは「約束の時間に間に合うのかしら……」とそわそわしてしまいます。

「もう小学4年生なのだから、自分で考えて用意していくでしょ」とAさんは声をかけず放置しておくことを決意。そして、自分は家事に集中することにしました。

しばらく経ってから、Cくんの部屋を覗くとそこには驚きの光景が広がっていたのです。

まだいる! 遊ぶ約束は?

Cくんの部屋では、Cくんがベッドに寝転がってぶつぶつ言いながらゲームをしていました。いつも通りの光景に、「約束を忘れちゃったのかな?」と思ったAさんはびっくりして声をかけます。

「遊ぶ約束はいいの?」

すると、Cくんはこちらを見て

「何言ってんの? 今遊んでんじゃん」

とだけ言いました。そうです、Cくんはオンラインで友達とゲームで遊ぶ約束をしていたのです。そして、ボイスチャットをしながら友達とまさに今遊んでいる最中でした。

昭和生まれには理解不能な現代っ子の遊び方

昭和生まれのAさんにとって、「友達と遊ぶ=外に出かける」でしたが、令和を生きるCくんにとってはそうではありません。

「現代では家にいながらにして友達と遊べるのねえ〜」とAさんは、新常識に驚きました。

一方で、そんな遊び方があることは理解しつつも、「天気がいい日は外で元気よく遊んでほしいな」とも思わずにはいられないのでした。昔ながらの常識も現代の常識も、柔軟に取り入れていきたいものですね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:安藤こげ茶

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