札幌市敬老パス 市議会の論議低調 与党会派の追及に甘さ

 26日に閉会した定例札幌市議会では、敬老優待乗車証(敬老パス)の新制度移行問題を巡る議会議論は深まらなかった。制度見直しは高齢者らから反発が強いが、自民党や民主市民連合など与党会派は「市の進め方は拙速」としつつ、財政負担軽減のため制度見直し自体には賛成の立場を取っていたためだ。

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