新「加賀カニごはん」披露 新幹線開業、地場食材アピール

披露された加賀カニごはんの新作=加賀市市民会館

 加賀市の創作ご当地グルメ「加賀カニごはん」の2024年バージョンが26日、市民会館で披露された。北陸新幹線加賀温泉駅開業に合わせて、市内の飲食店4店舗が趣向を凝らしたメニューを提供、地場食材の魅力をアピールする。

 新メニューはコウバコガニを使った雑炊、釜飯、パエリア、かに飯などで、4月1日から各店舗で販売する。価格は全店3980円で事前の予約が必要。

 完成発表会では加賀ご当地グルメ推進協議会の鴨出学会長が「ご当地グルメを通じて石川の復興と発展に寄与したい」とあいさつ、宮元陸市長は「開業と同時に全国にアピールできる素晴らしいものになった」と期待を込めた。

 加賀カニごはんは橋立漁港などで水揚げされたコウバコガニのほか、九谷焼、山中漆器の器を使うなどのルールで各店が考案したメニューを販売する。

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