東北のJリーグクラブ4チームとJ3のカターレ富山、ツエーゲン金沢による能登半島地震支援活動が26日、始まった。初日はチームのマスコットキャラクターやチアリーダーが、被害の大きかった氷見市のひみ番屋街で観光PRの動画を撮影した。
支援活動は「東北connect(コネクト)プロジェクト」と銘打ち、J2のベガルタ仙台(宮城)といわきFC(福島)、J3のいわてグルージャ盛岡(岩手)と福島ユナイテッドが参加した。撮影した動画をユーチューブで配信し、被災地の物産購入や観光旅行を呼び掛ける。
撮影には仙台の「ベガっ太」、盛岡の「キヅール」。福島の「火之助」、富山の「ライカくん」のマスコット4体が集まり、仙台のチアリーダー2人が参加した。市観光交流課の職員が温泉や絶景、ブリや氷見牛などの魅力を紹介した。
●チューリップ収穫
高岡市戸出放寺の堂前農園では、ベガルタ仙台のチアグループ「ベガルタチアリーダーズ」のメンバーや元選手、スタッフが県花であるチューリップを七尾市の避難所に贈るための収穫作業に励んだ。活動にはカターレ富山やジャパンフラワーコーポレーション(射水市)の従業員も参加した。
一行は27日には七尾市の避難所を訪問し、被災者を励ます。