北朝鮮高官、ベトナム共産党幹部とハノイで会談

[ソウル 27日 ロイター] - 北朝鮮の金成男・朝鮮労働党国際部長は25日、ベトナム共産党のレー・ホアイ・チュン対外委員長とハノイで会談し、2国間関係の強化について話し合った。朝鮮中央通信(KCNA)が27日に伝えた。

金氏は北朝鮮による米国との「対決的な闘争」について言及。一方、チュン氏は2国間の伝統的な友好関係を発展させるベトナム共産党の立場を表明した。

両氏は政治的関係の拡大・強化、さまざまな分野での協力活性化、国際舞台における相互支援で合意したという。

金氏は先週には中国の王毅外相と北京で会談。次はラオスを訪問する予定となっている。

北朝鮮は新型コロナウイルス流行に伴うロックダウンを経て、対外活動を拡大。KCNAによると、北朝鮮の尹正浩対外経済相率いる別の経済代表団が26日に平壌からロシアに向けて出発した。

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