群馬県の伊勢崎境南中の保護者有志でつくる「境南中想い出づくり実行委員会」(小沼利和委員長)は26日夜、同校近くの畑で3年生の卒業を祝う花火を打ち上げた。あいにくの雨の下、360発が夜空を彩った=写真。
10分ほどと短いひとときではあったが、体育館から友人と花火を見上げた卒業生117人は、忘れられない思い出を胸に刻んだ様子だった。
打ち上げは同実行委が昨年、初めて企画した。メンバーは今年も実現させようと地域の企業にも出向いて寄付を募り、準備に尽力。小沼委員長は「皆さんの協力があって打ち上げることができた」と手作りの花火大会の成功を喜んでいた。