彼氏「お米研いだけど、どうやって炊くの?」私「ん!?」→ 同棲して分かった、実家暮らし彼氏の実態

これからお話するのは、筆者の妹から聞いた、彼氏との初同棲で体験した出来事です。一緒に暮らすとこれまでわからなかった驚きがあるんだなと感じました。

初めての同棲

私はこれまで生きてきた25年間、1人暮らしや同棲の経験はなく実家で暮らしていました。この度、結婚を前提に交際している彼と初めての同棲生活を始めることに……。

彼も私と同様に、これまでの人生は実家を離れたことがない方なので、2人でいちから頑張っていこうと決意。

いざ同棲が始まるとお互いフルタイムの仕事をこなしながら、家事をするのは思った以上に大変でした。

彼と一緒に食事の支度

ある日、いつものように仕事を終え帰宅して、食事の準備をしていると、彼が「俺も何か手伝うよ。」と提案してくれました。

彼の提案に甘えることにした私は、「ご飯を2合炊いておいて」とお願い。その間におかずの準備をすることにしました。

しばらくすると彼が「〇〇ちゃん(私の名前)、お米研いだんだけどコレ水はどのくらい入れるの?」と。どういうことだろうと彼の元へ行き、驚愕の事実を知ることになりました。

彼のこれまでの習慣

彼は炊飯ジャーの内側に記載してある2合の線まで生米を入れ、米を研いでいたのです!

2合のお米を炊く場合、まずは180mlの計量カップですりきり2杯はかってから入れて、炊飯ジャーの2合のメモリまで水を入れるのが基本的なやり方です。ところが、炊飯ジャーの内側のメモリで生米をはかっていた彼にびっくり! よくよく話を聞くと、彼は実家で暮らしていた間家事を手伝う習慣がなく、これまでほとんど家事をしたことがないそう。お米を研いだことも、炊飯器にセットしたこともなく、お米の計量方法を知らなかったようです。

結末

私は彼にお米の計量方法を教えました。よく考えると多く研ぎ過ぎた生米の保管方法を知らないことに気がつき、そこから彼と2人で多く研いでしまったお米の対処法を調べました。

同棲当初はお米の計量方法を知らず、家事には疎かった彼。そんな彼ですが、いまでは私の夫であり、1児の父です。積極的に家事を手伝ってくれるいいパパとなっています。

まとめ

自分のなかでは『常識』だと思っていることも、育った環境や生き方によっては当たり前じゃないんだな、と感じさせられた出来事でした。はじめはみんなわからないことだらけですよね。2人で協力し合って、幸せな家庭を築いていってもらいたいと思います。

人と話すときは、自分の価値観で考えすぎないように注意したいですね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Emi.A

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