半世紀にわたり親しまれ、惜しまれつつ生産終了した岩手・陸前高田市の「マスカットサイダー」 地元スーパーが製造と販売を継承

2月で製造が終了した岩手県陸前高田市の「マスカットサイダー」の販売権が、大船渡市に拠点を置くスーパーマーケットの運営会社に引き継がれることが決まりました。

販売権を引き継ぐのは、大船渡市に拠点を置き県内を中心にスーパーマーケットを展開するマイヤです。
マスカットサイダーは、陸前高田市の神田葡萄園(かんだぶどうえん)が1970(昭和45)年から製造・販売してきた商品で、地域の名物として親しまれてきましたが、原材料の高騰やビンの供給不足などにより2月で製造を終了していました。

公式ホームページでマイヤは「地元の味を地域の皆様に継続的に提供できるよう行っていく」としていて、今後、製造委託業者と調整した上で、販売開始の時期を発表する予定です。

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