プーチン大統領、マリ暫定大統領と電話会談 安全保障協議

[バマコ 27日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領と西アフリカ・マリのゴイタ暫定大統領は27日に電話会談し、安全保障と経済協力について協議した。両国が発表した。

ゴイタ氏は「2国間問題、特に安全保障と経済の分野について話し合った」とXに投稿。「テロ対策の協力強化で一致した」と説明した。

ロシア政府も電話会談を確認し、両首脳はより緊密な関係構築で合意したと述べた。

マリは近年、ロシアとの関係強化に動いており、ロシアの民間軍事会社ワグネルがマリのイスラム過激派勢力と戦うために派遣されている。

ロシアもアフリカ諸国との連携を深めている。ロシア大統領府によると、同日にコンゴのサスヌゲソ大統領とも電話会談し、政治や経済、人道分野における協力で合意した。

また、ニジェール国営テレビによると、プーチン氏は26日にはニジェールの軍事政権トップ・チアニ将軍と電話会談を行い、安全保障協力について協議した。

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