風呂を沸かす火で出火か 広島市安佐北区で住宅全焼 92歳男性が死亡

27日夜、広島市安佐北区で住宅を全焼する火事があり、1人が死亡しました。

火事があったのは、広島市安佐北区可部8丁目の木造平屋建ての住宅です。

警察と消防によりますと、27日午後7時50分頃、「屋根から炎が見える」と付近の人から119番通報が相次ぎました。

消防車15台が消火に当たり、火は2時間あまりで消し止められましたが、この火事で住宅が全焼。焼け跡から住人の生田春義さん(92)が遺体で見つかりました。同居している妻(80代)にけがはありませんでした。

近所の人
「なんかパキーンとかゴトゴト物音がしていたので外を見たら、炎が出ていて、みるみるうちに火が強くなっていった感じです」

生田さんは出火当時、まきを燃やして風呂を沸かしていたということで、警察は、まきの火が原因となった可能性が高いとみて、消防と合同で調べています。

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