香港の小学校に環境教育教材を寄贈

公益財団法人イオン環境財団は3月23日、中華人民共和国香港特別行政区の小学校4校に太陽光発電システムを寄贈した。再生可能エネルギー活用の啓発・普及および環境教育事業の一環として、同財団の設立20年を契機に2009年より小中学校に環境教育教材として太陽光発電システムを寄贈している。これまでの寄贈先は日本・中国・マレーシア・ベトナムでの合計56校となる。同財団は中国において環境課題に取り組むとともに、両国のさらなる国際協力を促進するため、1993年より「日中環境国際シンポジウム」を開催し、2015年、北京市でのシンポジウムでは、北京市人民政府と合意のもと、「イオン北京環境提議」を発表した。また同提議にもとづき、北京市密雲区での植樹と武漢市の小中学校10校に太陽光発電システムの寄贈を実施した。2018年からは香港の小中学校にも寄贈している。同財団は、両国におけるより一層の友好交流促進に貢献するとともに、いのちあふれる美しい地球を次代に引き継ぐため、今後も環境教育をはじめとする環境活動に積極的に取り組むそうだ。

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