秋田犬が「一日所長」だワン 福島県南相馬市小高区福祉サービスセンター

大馬(左)、サンボ(中央)、純(右)と一緒に清掃活動に取り組みながら区内を巡る参加者

 秋田県大館市から福島県南相馬市に寄贈され、小高区で暮らす秋田犬「大馬(だいま)」は27日、市社会福祉協議会小高区福祉サービスセンターの一日所長を務めた。地元住民らと区内中心地を約1キロ巡り、交流を深めた。

 大馬と暮らす秋田犬の「サンボ」が一日副所長、グレート・ピレニーズの「純」が一日秘書を務めた。任命式を行い、参加者11人が共に区内を歩いた。参加した地元住民らは3匹の自由気ままな姿に癒やされながら、道端に落ちているごみを拾った。

 センターの青田敏所長は「元気よくみんなを先導してくれた。次回も活躍を期待している」と話した。

(相双版)

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