30日から大森城山公園さくらまつり 福島市 初代城主の顔はめパネルで殿様気分に

さくらまつりとパネルをPRする(左から)半沢会長、後藤さん、今野さん

 大森城山公園さくらまつりは30日から4月14日まで、福島県福島市の同公園で開かれる。来訪の記念にしてもらおうと、初代大森城主の伊達実元らの顔はめパネルを初めて設置する。

 市信夫観光協会の主催。大森城山は市内三大桜の名所の一つで、ソメイヨシノやシダレザクラ、ヤマザクラなど約700本が咲き誇る。期間中の午後6時から午後9時まで、桜をライトアップする。

 平日にキッチンカー、土日に地域住民による露店で飲食物を販売する。キッチンカーが来るのは初めて。初日の30日は午前8時からオープニングセレモニーを催す。

 顔はめパネルは伊達実元、正室の鏡清院のデザインで制作した。協会の半沢正典会長、事務局の後藤香里さんと今野昌樹さんは「ぜひ殿様になった気分で桜を楽しんでほしい」と来場を呼びかけている。土日は市信夫支所の駐車場を開放する。問い合わせは支所内の協会へ。

(県北版)

© 株式会社福島民報社