春まつりに花を添える…松江でサクラ開花 鳥取はまだ0輪…あと2、3日か

待ちに待ったサクラの開花です。
島根県松江市にある松江地方気象台は28日、松江でサクラが開花したと発表しました。去年より8日遅く平年より1日早い開花です。
一方、鳥取の開花宣言はお預けとなりました。

松江のソメイヨシノの標本木は、松江地方気象台にあり午前9時に気象台の職員が確認したところ、開花の基準となる5~6輪を大きく上回る11輪の花が開花していたということです。

松江地方気象台 門脇孝之 調査官
「最近日が長く日照時間があるのでと思います。きょうは朝、それほど最低気温も下がっていない」

松江のサクラの開花は去年より8日遅く平年より1日早い開花です。開花が去年より遅くなったのは、3月の平均気温が低かったためだということです。

松江地方気象台 門脇孝之 調査官
「開花から概ね1週間から10日程度で満開になると思う」

島根県ではほかにも、雲南市木次町の斐伊川堤防の桜並木もきのう開花していて、松江市で27日始まった「お城まつり」や4月6日の「松江武者行列」など、各地の春のイベントに文字通り、花を添えることになりそうです。

一方、鳥取県鳥取市では28日午後、気象台の職員が久松公園の入口にある標本木を確認しましたが、まだつぼみの状態で、1輪も咲いていませんでした。
気象台によるとあと2、3日はかかるかもしれないということです。

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