小林製薬が販売した紅麹を含む食品で死亡を含む健康被害が出ている問題で、鳥取県は、２８日、連絡会議を開き、該当する商品を食べたりしないよう県民に呼び掛けました。
鳥取県 平井知事
「おかしいなという時は相談窓口にご相談いただきたい、またお医者さんに診ていただきたい、このように思います。」
鳥取県のまとめによりますと、これまでのところ県内ではこの食品による健康被害は報告されておらず、県内の主なドラッグストアで該当する商品が撤去されたことが確認されました。
ただ紅麹を原料とする様々な商品もあることから、どれ位流通しているかを完全に把握するのは難しく、県は鳥取市、倉吉、米子の３つの保健所に相談窓口を設置し
県民からの相談を受け付けています。
県は事業者に対して該当商品の回収や取り扱いの中止を依頼するほか、県民には
該当する紅麹製品を持っていても食べたりしないよう呼び掛けています。
