今夏にシュツットガルからリバプールに移籍した遠藤航は加入当初、イングランドではほぼ無名の30歳だったため、懐疑的な見方もあった。
だが、プレミアリーグの水に慣れると攻守に躍動。いまや替えの利かない存在となった。
リバプールの専門サイト『ANFIELD INDEX』は3月28日、「リバプールの中盤のパズル:クロップのベストコンビネーション」と題した記事を掲載。「リバプールの中盤のジレンマ。最強の3人は誰だ?」と綴り、怪我人も復帰してきたなか、シーズン終盤に向けて中盤3枚のベストメンバーを探っている。
その中で、遠藤については「おそらく今シーズン最大のサプライズは、中盤の欠かせない存在となった日本代表だろう」と賛辞を贈っている。
「夏にリバプールが1600万ポンドでエンドウを獲得した時は、たしかに眉をひそめたが、31歳の彼は疑念を抱いていたことが間違っていたと証明した。ゲームを読み、(相手の)プレーを分断する彼の能力は、特に重要な試合において、リバプールの戦術システムの重要な側面となっている」
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同メディアはベストチョイスとして、こう結論づけている。
「ユルゲン・クロップ監督の中盤のプランは、主にエンドウ、アレクシス・マカリステル、カーティス・ジョーンズ、ドミニク・ソボスライという4人の主力選手を中心に構築されるだろう。彼らがコンディションを維持する限り、エンドウとマカリステルはおそらくクロップの中盤で最も多くの時間をプレーすることになる」
日本代表のキャプテンは、アルゼンチン代表MFと共に“最強の中盤”に不可欠という主張だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部