小林製薬「紅麹」問題 広島県福山市でも健康被害か 大阪市から「2人から健康被害の相談がある」と連絡受け調査進める

小林製薬「紅麹」サプリメントを摂取した人に健康被害が出ている問題で、広島県福山市内在住とみられる2人の患者について、福山市保健所が調査を進めていることが分かりました。

福山市保健所によりますと、28日夜、大阪市保健所から「福山市在住とみられる2人から健康被害に関する相談があった」などの連絡が来ました。患者は小林製薬に直接相談したとみられ、大阪市保健所がその情報を入手したということです。

福山市保健所は29日朝から、この2人の患者が市内在住者かどうかを含め、現在の症状や、症状発現の時期、どこで何を買ったかを電話で聞き取りを進めています。

紅麹のサプリを巡っては28日、広島市の70代の女性が一時入院するなどの被害報告が明らかになっています。

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