各地で激しい雨 県内4地点で3月の観測史上最大の雨量 警報や避難指示 交通にも影響=静岡

発達した低気圧の影響で3月28日から静岡県内各地で激しい雨が降り、現在も広い地域で大雨警報が発表されています。

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<神谷修二記者>
「伊東市の伊豆高原駅です。かなり強い風と横殴りの雨が降り続いています」

湿った空気や前線を伴った低気圧の影響で28日から県内各地で激しい雨が降りました。

24時間に降った雨の量は静岡市葵区で217.0ミリ、静岡市駿河区で194.5ミリなど、県内4地点で3月の観測史上最大となっています。(29日午前10時40分現在)

現在、県内の広い範囲で大雨警報が出ているほか、伊東市と南伊豆町には警戒レベル4の避難指示が発令されています。(29日午前11時現在避難者はいない)

また強風の影響で現在、JR東海道線では熱海駅と沼津駅の間で運転を見合わせていて、そのほかの区間でも遅れが出ています。(29日午前11時30分現在)

午後から天気は次第に回復に向かう見込みですが、低い土地の浸水や河川の増水には引き続き警戒が必要です。

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