瀬戸内市と邑久町漁協などが出資する「新電力会社」設立 5年で市全体で使う電気の13%供給を目指す【岡山】

太陽光発電による脱炭素化や地域経済の活性化を目指し、瀬戸内市で市と民間が出資する新たな電力会社が設立されました。

瀬戸内市と邑久町漁協などが共同出資し、設立された瀬戸内市民電力株式会社です。この会社では公共施設や住宅に太陽光発電設備や蓄電池を設置。電力の供給や販売をすることで脱炭素を推進するとともに、電気に支払う代金を地域内に還流させることを目指します。

一般家庭の対象地域は当面は玉津・裳掛地区で国から交付金を受け事業を進めます。

(武久顕也 瀬戸内市長)
「脱炭素を通じて、環境に資するのみならず、地域の経済も、また地方創生に資するそのような取り組みを瀬戸内市の中で繰り広げていこうと」

新たな電力会社では、5年で市全体で使う電気の13%程を自社からの供給に移行することを目指しています。

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