車いすの利用者が安心して学校生活を送るため、岡山県浅口市の中学校に車いす用の階段昇降車が導入されました。
車いすを乗せた機械が階段を登ります。
今月（3月）22日に浅口市の鴨方中学校で車いす用階段昇降車のデモンストレーションが行われました。
学校のバリアフリー化を進めようというもので、230キログラムまでの人と車いすを運ぶことができます。浅口市では初めての導入で、歩行の困難な人が校舎の2階と3階に移動する際に活用されます。
（浅口市教育委員会 城山佑樹さん）「階段昇降車も入れましたし、そのほか段差解消などもして、みなさんに使っていただけるような準備を整えているところです」
浅口市では、だれもが支障なく学べる環境づくりに継続して取り組みたいとしています。
