新たな愛称が決定 県営運動公園スポーツクライミング競技場など岩手県の3施設でネーミングライツ契約

岩手県が所有する県営運動公園スポーツクライミング競技場など3つの施設について、有料で名前を付けられる権利=ネーミングライツのスポンサー企業と愛称が新たに決まりました。

新たに県とネーミングライツの契約を結んだスポンサー企業と施設の愛称は、県営運動公園スポーツクライミング競技場が二戸市の布製広告物製造業のオノデラサインで、愛称は「ONODERASIGN Climbing Base=オノデラサインクライミングベース」に決まりました。契約期間は4月から2027年3月まで3年で、契約金額(消費税込み)は年110万円です。
県立博物館の特別展示室は盛岡市の建設業のオザワ工業で、愛称は「オザワ工業ぎゃらりー」と決定しました。契約期間は4月から2028年3月まで4年で、契約金額は年22万円です。
旧中央病院跡地の緑の広場は盛岡市の情報通信業のネクストで、愛称は「ネクスト子どもと緑の広場」に決定しました。契約期間は4月から2027年3月まで3年で、契約金額は年12万6500円となっています。
県は今年度、所有する20の施設を対象にネーミングライツを募集しました。その結果、今回の3社から応募があり、手続きを経て3つの施設の愛称が決まりました。
これとは別に1か所の契約が更新され、4か所の契約が継続中です。県は来年度も対象施設を決めた上で、ネーミングライツのスポンサー企業を募る方針です。

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