行政施設の管理運営を手がけるオリエンタル群馬（前橋市）などは29日、同市の楽歩堂前橋公園で自動運転モビリティー（乗り物）「SC―1」の試乗体験会を開いた。家族連れらが乗り込み、車内に流れる音や映像と乗り心地を楽しんだ＝写真。
SC―1が走ったのは同公園「みどりの散策エリア」外周の半分約225メートル。車内ではモニターにリアルタイムの周囲の風景やチューリップ、花火などの画像が映し出され、動物の鳴き声が流れた。何の鳴き声か当てるゲームもあり、体験者は「今のは猫かな？」などと盛り上がった。
地域の魅力アップなどが狙いで、研究協力する前橋工科大の学生が満足度や希望する楽しみ方を調べるアンケートを行った。
30、31の両日も同所で午前9時半～午後5時に行う予定。1人につき1回200円（3人以上500円）。
