新たに6カ所の地下水で国の暫定指針値を超えるPFASを検出 健康被害の確認はなし 浜松市

浜松市で有害性が指摘される有機フッ素化合物=PFASが検出されている問題で、市は新たに6つの地点の地下水で、国の暫定指針値を超えたと発表しました。

浜松市によりますとこれまでにPFASの濃度が国の暫定指針値を超えた周辺の41地点で、地下水の追加調査を行ったところ、6つの地点で新たに指針値を超える高濃度のPFOS、又はPFOAが検出されました。

超過した6地点では飲用水として地下水の利用はなく、これまでに健康被害も確認されていません。

今回の調査結果により、浜松市では航空自衛隊浜松基地の周辺を流れる河川付近の48地点で超過が確認されたことになります。

浜松市は引き続き周辺の地下水などを対象に調査を進める方針です。

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