【4／2～4／25】水星逆行中の過ごし方のコツ。大切な用事に遅れるって本当？【山田ありすのHAPPY占い】

今春、占星術の世界では2024年4月2日からの水星逆行が注目されています。
占い好きの方なら「水星逆行中なので、待ち合わせに遅れないよう注意」など、聞いたことがあるかもしれません。
水星逆行は、私たちにどんな影響をもたらすのでしょう。
新月満月占いでおなじみ、山田ありすさんの解説と、逆行期間中のアドバイスをお届けします。

天体の逆行についてはこちらもどうぞ。

2024年の水星逆行の期間

「水星逆行」とは？

占星術の天体の逆行は、「順行している天体の動き（物事が通常通りにスムーズに進む状態）が、逆行になる期間（一時的に物事が滞る）」という意味にとらえるのが一般的かと思います。

天文学でいう逆行とは、実際に天体が逆方向に動いているわけではなく、太陽との距離が遠い天体ほど速度が遅くなるため、地球の内側にある水星や金星が地球を追い抜かしてしまうことを指します。補足すると、逆に地球は火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星を追い抜く期間があるということになります。

そう考えると、知性を意味する水星の逆行期間は、「即答したことを後で後悔したり、先走って勘違いしたりする」という連想もできます。
後悔や勘違いなど、そうしたことを引き起こさないよう、気をつけないといけない時期なのかもしれません。
つまり、水星逆行の期間は、物事のとらえ方を今一度見直すのに良いタイミングといえそうです。

また、近年通信障害においては、太陽表面で起こる爆発の現象フレアの影響だとも言われていますので、占星術的解釈も進化と共に変化させていっても良いのかもしれないと、私は考えています。

「水星逆行」期間中のあるある

占星術では、電車や郵送物が遅延したり、通信に関する様々なことが円滑に進まなくなる意味として解釈をされる事が多いです。
仕事のプロジェクトが進まない、恋愛では意思の疎通が困難に、などと読み取ることがあります。
ですので、恋愛面の相談で水星逆行期間には「相手からの連絡がこない」というお悩みをお受けすることもあります。
そうした時は、順行に戻る時期「返信がある」という意味に捉えられなくもないので、そちらをお知らせします。

水星逆行の影響：仕事運・金運

仕事やお金に関わる問題では、企画書等の作成において文章のチェックを怠ってしまったり、請求されていた金銭を支払っていない等に注意が必要。
こういう期間は、ご自身の感覚に頼らずに、第三者の意見を優先するのもアリ。仕事のチェックを他人にお願いするのもオススメです。
私も文章の仕事をしていますので、気になる期間はパートナーにチェックをお願いします。自分の目だけを信じず、そうした対策を打つことで水星逆行期間が有意義なものになります。

さらに、コミュニケーションを円滑にするため、普段より感情表現を素直に行うことを心がけると良いでしょう。
できれば、メールや電話、通信での関わりを避けて、実際にリアルで対面するなど、相手と距離を近づける方が誤解を招かずにすむのかもしれません。
メールを無駄に繰り返すよりも、実際の空気感を感じながら話す方が人間関係が円滑になる場合もあります。
もちろん、頻繁に合う相手と意思の疎通ができなくなっている場合は、逆に手書きの手紙などの心のこもった文章を添えて相手に贈り物を行うのも◎。
これは次に続く恋愛面にも活用できます。
お金の面では最新の情報に目を向ける機会が増える暗示。取捨選択が鍵に。

水星逆行の影響：愛情運、対人運、健康運

水星逆行中あるあるの項目でも「恋人や気になる相手からメールが来ない」との意味に解釈される場合があるとお伝えしました。
しかし、そんな時に相手側になって考えてみてはどうでしょうか。
意図的にメッセージを送っていないのではなく、通信トラブルでメールが不達になっているのかも。
また、お仕事がハードでしばらくゆっくりとメールをご覧になっていないタイプの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

水星逆行中は特に勘違いしやすい状況。考え方やコミュニケーションの取り方を見直してみましょう。
ネガティブな考えに陥ると、かえって他人への対応も不自然になるものです。
水星逆行中の勘違いによって、恋愛含めた人間関係の問題であなたが不利にならないよう気をつけて。

一方で、水星逆行中は、あなたの考えを明確に提示することが必要です。
メールは感情を表現し辛い場合もあるため、電話などで確認を行うことも必要になりそう。
改善点を発見すれば、逆に相手とわかりあえるキッカケをつかむ場合も！
水星が地球を追い越すと考えるなら、一歩先を見越しての行動にツキあり。
さらに相手の一歩先をいくための手段を考えるのにオススメです。

健康面では流行の風邪がぶり返さないようご注意。普段からの予防を心がけましょう。
もしも病院で検査を行うなら、1つの病院だけではなく複数の病院で診察することも、この期間はオススメ。
どんな分野でも様々な見解があるように、お医者さんによっても様々な考え方があると思います。
病の場合は、信頼できるお医者さんの元で治療を行って。
コミュニケーションが円滑なほど、気持ちの面ではスッキリとするはず。

最後に。
ただし考え過ぎて、ストレスや疲れを溜め込まないようにしてくださいね。