鶴ケ城さくらまつり開幕 自由市再現の「會津十楽」も 福島県会津若松市

会津の食や酒、伝統工芸品が並ぶ會津十楽

 福島県会津若松市の「鶴ケ城さくらまつり」は30日、鶴ケ城公園で開幕した。5月6日まで。鶴ケ城の桜は14日ごろから見頃になる見通し。

 初日は会津若松の礎を築いた武将・蒲生氏郷が開いた自由市(十楽)を再現する「會津十楽 春の陣!」がスタートした。開催日は31日と4月6、7、13、14の各日、27~29日、5月3~6日。黒塗りの南蛮風特設屋台が並び、ソースカツ丼や日本酒などの産品、会津木綿などの伝統工芸品を販売する。時間は午前10時から午後4時(桜の開花時期は午後8時)まで。

 ライトアップが本丸や二の丸など一部で始まった。「きらめく夜桜の宴」が演出のテーマ。4月3日に点灯式を行い、本格的な点灯がスタートする。

 まつり期間中、会津地方の地場産品を販売するおもてなし市、12蔵元の清酒を楽しむ花見酒など多彩なイベントが楽しめる。

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