咲き誇るカラフルな花々 ペーパーフラワー作家久保田さん個展/八戸 

紙を使って作られた色とりどりの花に囲まれる、作者で「Qloom papel(クルームパペル)」主宰の久保田久美絵さん

 八戸市のペーパーフラワー作家で、アトリエ「Qloom papel(クルームパペル)」を主宰する久保田久美絵さんの個展が、同市小中野のギャラリー「ソールブランチ新丁」で開かれている。会場いっぱいに咲く色とりどりの“紙の花”が、来場者を魅了している。4月9日まで。

 ペーパーフラワーは紙で作った花の装飾のこと。久保田さんは新型コロナウイルス下に独学でその技法を習得し、市内を中心に展示やワークショップを行っている。

 会場では、大小さまざまな壁飾りのほか、地面から伸びるような姿の立体的な作品も展示。色の組み合わせや花びらの形など、一点一点に個性あふれる花々が幻想的な世界を創り出している。

 全ての作品が撮影可能。久保田さんは「ぜひ入園や入学、進級の記念撮影に使ってほしい。皆さんの特別な時間に携われればうれしい」と笑顔で話していた。

 入場無料。時間は正午~午後6時。営業日は月、火、土、日曜。3月31日、4月6日には久保田さんによるワークショップも開催する(定員あり、有料)。

 申し込みや問い合わせは同ギャラリー=電話0178(85)9017=まで。【全文】

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