女優の藤原紀香さんが、福山市で開催中の自身の写真展を訪れ、紛争地域で暮らす子どもたちについて紹介しました。
会場には藤原さんが、2002年から14年ごろまでアフガニスタンや東ティモールなどを訪れ、現地の子どもたちの一瞬の表情を捉えた56点の写真パネルが並んでいます。
女優 藤原紀香さん
「お気に入りの一枚とか、よく聞かれるんですけど、全然決められなくて、各子どもたちの思い出があって、例えばこの子は最初全然笑わない子だったんですね。だけど、旅の最後に私を見て、笑ってくれたんです。至近距離で彼女はここにいたんです。私、手をつないでいたものですから、片手だけ使って彼女を撮った写真がこれで、赤い服着ている私が映っているんですよ。すぐ彼女を思い出すんですよ」
地雷の被害を受けた少年、家族のために働く少女の姿が藤原さんのまなざしのまま切り取られています。
写真展は、福山ロータリークラブ70周年記念事業として、天満屋福山店で来月4日まで開かれています。
