妊娠、出産から子育てまで…切れ目ない支援をワンストップでこども家庭センター「こそだてらす」新設

妊娠、出産から子育てまで、切れ目のない支援がワンストップでできる鳥取県鳥取市のこども家庭センター「こそだてらす」が1日市役所の駅南庁舎に設置されました。

「こそだてらす」はこれまでの「子育て世代包括支援センター」と「こども家庭相談センター」を集約して、改正児童福祉法で努力義務となった「こども家庭センター」としていち早く発足させたのに加え、本庁舎にあった「こども未来課」と「幼児保育課」も同じ場所に移してワンストップでサービスが提供できるようになりました。

およそ100人の大所帯となった「こそだてらす」では1日開所式が行われ、深澤市長がしっかり連携して切れ目のない支援をして欲しいと職員を激励しました。

鳥取市 深澤義彦 市長
「妊娠、出産、子育て、切れ目のない支援をこれからも続けていくということと、産み育てやすいまちであり続けるようにということで。」

「こそだてらす」の体制により母子手帳の交付や妊娠出産に関する相談、保育園への入所、子育ての悩みの相談、児童虐待など困難を抱える家庭や、ひとり親世帯への支援など幅広い分野の対応をここ1カ所で行えることになります。

鳥取市は、妊産婦や子育て世帯、それに子どもも気軽に相談して欲しいと呼び掛けています。

© 株式会社山陰放送