広島県「日本一の教育県へ」 篠田智志 新教育長が就任 記者会見で抱負語る

1日付けで広島県教委の新しい教育長に就任した 篠田智志 氏が、「日本一の教育県の実現に向け、全力で取り組む」と意欲を語りました。

広島県教委 篠田智志 新教育長
「広島で学んでよかったと思える、また広島で学んでみたいと思われる、日本一の教育県の実現に向けて、誠心誠意、全力で取り組んでいきたい」

文部科学省出身の篠田氏は、「教育現場の様子や状況をよく見て、現場の声に耳を傾け、風通しのよい教育県・広島にしていきたい」と語りました。また、前任の 平川理恵 教育長が進めた「学びの改革」について、「『個別最適な学び』などがどこまで進んで、何が障害になっているのか、具体的に話を聞いて進めていきたい」と話しました。

一方で平川前教育長は、NPO法人との契約を巡って弁護士らによる外部調査で、官製談合防止法違反にあたるという指摘を受けました。こうした法令順守の問題については、次のように述べました。

広島県教委 篠田智志 新教育長
「やはり行政の仕事なので、そこは公正公平・法令順守という点については当然のことなので、原点に立ち返ってやっていくということだと思う」

篠田教育長の任期は、3年です。

© 株式会社中国放送