“ドジャースの佐々木朗希・獲得プラン”報道にド軍メディアも反応「大谷、山本、グラスノー、ミラーのローテに入ると考えると、正気を失いそうだ」

ロサンゼルス・ドジャースが千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希に関心を持っているという噂は、以前から米国で報じられてきた。この噂が、あらためて再燃した。米紙『USA Today』の著名記者、ボブ・ナイチンゲール氏が現地3月31日の記事で、「ドジャースがこれ以上のスター投手と契約することはありえないと思っていた。ところが、ドジャースが千葉ロッテの佐々木と契約する計画があると複数のGMが考えている」と伝えたからだ。

ナイチンゲール記者は、「MLBのどのチームも、この日本人投手を欲しがっている。わたしたちはそれを知っていると、あるGMは語った。佐々木はできるだけ早くMLBで投げたいと明言しており、早ければ2024年シーズン終了後にもポスティングされる可能性がある」と書き記している。

この記事に反応したのが、ドジャース専門メディア『Inside the Dodgers』だ。「ドジャース、今冬にも日本人スターを獲得か?」という記事で、ドジャースと日本人選手の結びつきを説明した。

「ドジャースには、他のフランチャイズと比べても、間違いなく最も豊富な日本人選手の伝統がある。過去には野茂英雄から石井一久、黒田博樹、前田健太、ダルビッシュ有、斎藤隆らが、そして現在は山本由伸や大谷翔平が在籍。これほど日本のスター選手と契約してる球団は他にない」
本拠地のロサンゼルスには米国最大の日本人街「リトル・トーキョー」があり、多くの日本人が暮らしている。「今シーズンのドジャー・スタジアムには、球場のあちこちに日本語の広告が掲示されており、寿司に酒、たこ焼きなどを楽しむことができる」とした同メディアは、「ドジャースと日本の結びつきはとても強い」と指摘し、さらなる日本人選手の獲得を期待した。

「どの球団も欲しがる佐々木が、大谷や山本に続いてロサンゼルスにやってくるかもしれない。もし契約できれば、この球団は勝利のために必要なことを、何でも行なうというストーリーをさらに発展させることになる。佐々木、大谷、山本、タイラー・グラスノー、ボビー・ミラー。さらにウォーカー・ビューラーが同じローテーションに入ると考えると、正気を失いそうだ。この他にもギャビン・ストーンやクレイトン・カーショウもいるのだから」

24年は事あるごとに佐々木の移籍の話題が、米国を沸かせそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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